千手院の日々
袈裟の着方
Twitterの方から、「お袈裟ってどうやって着るんですか?」とご質問を頂きましたので、
せっかくなので図解させて頂きます。
このように着方が決まっておりまして、けっこう厳しく指導されます。
着る前には「搭袈裟の偈」というお唱えをします。
脱ぐときも作法が決まっております。お袈裟を地面に付けないよう、気を付けながら作法に則って脱ぐわけです。
お袈裟や衣やその他いろいろな細かい部分まで作法等がきまっているのが、永平寺です。
それは集団生活を送る上でも必要であったでしょうし、「モノを大切にする」という考えからも発展した作法であったと思います。
お寺にお越しの際は(もし私がお袈裟を着ていたら)どうぞ、まじまじと観察してみてください(笑)
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